冬の自律神経

2025年12月1日 2025年12月1日

ヘッドミント和歌山駅前店

こんにちは！
ドライヘッドスパ専門店ヘッドミント和歌山駅前店です。

以前のブログで、秋の自律神経は、台風や秋雨前線による気圧の変動、そして朝晩の寒暖差によって、自律神経が1日の中で何度も切り替えを繰り返す「フル稼働状態」が続くということをお伝えしました。そんな疲れた状態の自律神経を抱えたまま、いよいよ冬の足音が近づいてまいりました。今回は冬の自律神経についてお話しさせていただきます。

冬になると「西高東低」と言われる冬型の気圧配置となり、気温がぐっと下がってきます。秋のように寒暖差が激しいわけではないのですが、冬は「継続的な寒さ」に体が対応し続けなければなりません。

寒さが続くと、体温が下がらないように交感神経を活発に働かせます。この交感神経の活発な働きにより、血管が収縮した状態が続きますので、血流が悪くなってきてしまいます。脳や筋肉に十分な酸素や栄養分が届きにくくなりますので、緊張性頭痛・肩こり・首こり・冷えといった症状が出やすくなります。秋から疲れ気味だった自律神経に、追い打ちをかけるように新たな負担がかかってしまうのです。

また、冬型の気圧配置により、日本海側では雪や曇りの日が多くなる一方、太平洋側では晴れの日が続きます。和歌山県は太平洋側に位置しますので、この晴天続きにより空気が乾燥しがちです。空気が乾燥すると、のどや鼻の粘膜が傷つきやすくなり、免疫力が低下して風邪やインフルエンザ、コロナなどの感染症にかかりやすくなります。

このような冬の不調を和らげるには、乱れがちな自律神経のバランスを整えることが大切です。